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風邪の予防はうがいと手洗い

風邪のウイルスは、密閉した部屋に風邪をひいた人が2人いれば部屋中に広がる、と言われるほど感染力が強いので目に見えなくても、手先や体にウイルスがくっついている。
その手で食べ物を食べればウイルスを口の中に運んでいるも同然になる。
家に帰ったらまずうがい・手洗いを忘れずに。
<うがいの仕方>
緑茶に含まれるカテキンには殺菌能力があるため、緑茶か紅茶でうがいをするとより効果的。
手洗いは、30秒間洗うと水だけでも無菌になるという。ちょっと長いけど頑張って30秒間手を洗おう。
<風邪は薬では治らない>
あなたは、風邪だと思って病院に行ったら「咽頭炎です」とか「気管支炎ですね」と診断された経験はないだろうか。
風邪とは医学的には「風邪症候群」と言われ、原因の種類に関係なく、呼吸器系の急性炎症の総称(クシャミ、鼻水、ノドの痛み、咳)として使われる単語なのだ。
もちろんインフルエンザも含まれ、症状によって以下のように分類される。
普通感冒=いわゆる「鼻風邪」。クシャミや鼻水、鼻づまりが主な症状で、ノドの痛みや咳、発熱などはほとんどないか、あっても軽い。
咽頭炎=ノドの痛みが強く、頭痛や発熱も見られる。
インフルエンザ=鼻水や咳などの呼吸器系の症状に比べて、発熱、筋肉痛などの強い全身症状が早くから見られる。症状が重くなりがちなため、毎年、流行するインフルエンザウイルスを予測し、ワクチン注射が推奨される。予測が当たれば効果は大きく、症状は軽くすむ。

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風邪で薬を飲むなら症状に合わせて

今のところ数少ない特殊なウイルスを除いて、ウイルス自体を退治する方法や薬はないため、風邪症候群においては病院へ行ったとしても対症療法のみです。
鼻水がひどければ、鼻水を止める薬を処方し、咳がひどければ咳を止め、高熱ならば解熱剤が投与されます。
もちろん抗生物質もウイルスに効くわけではない。
抗生物質は、風邪による炎症で傷ついた箇所に雑菌などが入り、炎症を悪化させるのを防ぐものです。
風邪で薬を飲むなら、症状に合わせて。症状も出ないうちから薬で「風邪予防」をすることは、風邪においては体に余計な負担をかけるだけです。
空気が乾燥する冬は、肌と同様、のどの粘膜も乾燥しがち。のどの粘膜が乾くと、風邪やインフルエンザのウイルスにも感染しやすくなってしまうので要注意です。
のどの粘膜は繊毛に覆われていて、ウイルスの体内への侵入を防ぐ仕組みになっています。ところが、粘膜が乾燥すると繊毛の働きが悪くなるため、ウイルスを排除する機能が低下してしまう。逆に言えば、のどの粘膜を乾燥から守れば、風邪予防になります。
のどの乾燥を防ぐには、うがいをする、お茶などを飲む、のどあめをなめる、マスクをする、加湿器で室内の空気に湿り気を帯びさせるなどの方法があります。

風邪予防は紅茶でうがい

インフルエンザのウイルスが、紅茶などのお茶に弱いことを、昭和大学医学部細菌学の島村忠勝氏が報告しています。紅茶でうがいをした人は、しなかった人よりインフルエンザにかかりにくいという研究結果が得られたのです。
調査は、冬から翌年にかけて、約260人を対象に行われました。紅茶でうがいを「する群」と「しない群」に分け、その後のインフルエンザ感染率を比較したところ、「する群」は35.1%、「しない群」は48.8%と、統計学的に有意差がついたということです。
紅茶の濃度は、ふだん飲む濃度の4〜5倍の薄さでも十分な効果があるということです。温度は体温と同じくらいがベストですが、「ちょっとぬるめ」を目安にすれば良いとのこと。そして朝夕2回、頭を後ろにそらせるような格好でうがいすると、普通は飲み物が入らない鼻腔まで紅茶が流れていき、きれいに洗浄出来るということです。
紅茶に含まれるカテキンがインフルエンザウイルスのトゲを包み込み、感染性を消すといわれています。
紅茶には、約5%とコーヒーの約2倍ものカフェインが含まれる。カフェインには、覚醒作用や疲労回復、ストレス解消、新陳代謝を活発にするなどの効果が認められる。ただし、紅茶においては、アミノ酸の一種テアニンがカフェインの作用を抑制するうえ、湯の中でタンニンと結合して体内に取り込まれるため、コーヒーに比べると穏やかに作用する。そのため、覚醒効果よりも鎮静作用のほうが強くはたらくのです。
タンニンは、紅茶の水色、香り、味に関わりを持ち、抗がん作用や生活習慣病予防、ボケ防止、抗酸化作用、解毒作用などの効果があるといわれています。

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